5月14日、東京・銀座が戦争法案を許さない女性たちの怒りの“赤”で染まりました。女性たちのレッドアクションです。「子も孫も戦争にやらん」など思い思いのプラカードをもち、赤いスカーフ、Tシャツ、エプロンなどを身にまとった800人が「戦争させない」「9条壊すな」とコールしました。
呼びかけ人の料理研究家、枝元なほみさんは、赤い帽子をかぶって先頭を歩きました。「“食”で元気に生きるための仕事をしているので、『殺す』『壊す』の戦争に向かうことを許せません。戦争になってからでは遅すぎます」
埼玉県戸田市の女性(33)は赤とピンクの毛糸で「平和がええねん」と描いたプラカードを首にさげて参加しました。「地元のシール投票で全員が『戦争する国』に反対でした。その思いを声に出したい。戸田市でも6月にパレードします」と話します。
出発前の集会で呼びかけ人の主婦連合会の山根香織会長、アジア太平洋資料センターの内田聖子事務局長があいさつしました。
婦団連の柴田真佐子会長は「戦争法案と安倍政権にレッドカードを突きつけよう」。新日本婦人の会の笠井貴美代会長は「女性の平和の世論が安倍政権に立ちはだかっています。私たちは戦争に突き進むことを絶対に許しません」と訴えました。
日本共産党の紙智子参院議員、梅村さえこ衆院議員が参加し、紙議員があいさつしました。
【「しんぶん赤旗」2015年5月15日付】