日本共産党全国・全都女性後援会は7日、東京・JR新宿駅西口で戦争法案に反対する宣伝をおこないました。参加者は七夕にちなんで浴衣を着て短冊へのメッセージやシールアンケートを呼びかけました。同法の廃案を求める署名には、大学生や高校生などが次つぎと応じ続けました。
音楽プレーヤーのイヤホンを耳から取って宣伝を聞いていた男子高校生(17)=東京都新宿区=は、「絶対に戦争反対。誰も戦場に行かせたくないから署名します。デモにも参加したい」と語り、初めて街頭での署名に応じました。
神奈川県鎌倉市の男性(20)は「日本がどうなるか不安だから、戦争法案反対の署名を見つけたらなるべくしています。安倍首相は何がしたいのかわからない」と話しました。
「憲法9条を絶対に守るべきです」と短冊に書いた同新宿区の女性(80)は「父が出征し、帰ってこなかった70年前の戦争のことは一生忘れられない。同じ思いはもう誰にもさせたくない」といいます。
日本共産党の梅村さえこ衆院議員、和泉なおみ都議、業者や労働者後援会の代表らがマイクを握り「戦争法案を絶対に許さない国民の声をご一緒に広げましょう」と呼びかけました。
【「しんぶん赤旗」2015年7月8日付】