埼玉県所沢市で4月28日、日本共産党演説会が開かれました。民進党市議や無所属の元市議らも参加し、幅広い市民が演説に耳を傾けました。
小林節慶応大学名誉教授がゲストスピーチしました。憲法を踏みにじる安倍首相を批判し「参院選で国民は安倍政権を承認していないことを証明しよう」と訴え、そのためには野党がまとまるしかないと強調。野党共闘を誠実に実行する共産党を評価し、埼玉選挙区では(伊藤)岳さんに頑張ってほしい」と語りました。
梅村さえこ衆院議員は、自民党候補を接戦に追い込んだ衆院北海道5区補選に触れ、「市民と野党の力で政治を大きく変えられることを示した」と指摘。野党共闘の力を大きくしていくためにも「参院選で日本共産党を勝たせてください」と訴えました。
伊藤岳参院埼玉選挙区候補は「参院選は野党と市民対自民・公明勢力という、わかりやすい選挙構図。安倍政権に退陣の審判を下そう」と訴えました。
市内の社会福祉法人理事の女性(74)は「(介護や保育の)職員の賃金を上げ、誇りを持って働けるようにしてほしい。国はオスプレイなんて買っている場合じゃありません。参院選で共産党を勝たせるために、遠慮せず声をかけていきたい」と話しました。
【「しんぶん赤旗」2016年5月1日付】