22日告示(29日投票)された埼玉県戸田市議選で、日本共産党の花井伸子(61)、本田哲(44)=以上現=、つちやえみこ(65)、むとう葉子(42)=以上新=の4候補は、塩川鉄也、梅村さえこ両衆院議員の応援を受けて第一声をあげました。
市議選は定数26に対し、共産党4人、公明党5人、自民・保守系など無所属が22人の計31人が立候補。自民・保守系の新人が多数立候補するなど激戦です。
共産党4候補は、消費税増税や年金削減などの安倍自公政権の悪政に反対し、介護保険料、保育料引き上げなど負担増を強いる市政に対して市民の立場で発言・行動する市議が必要だと強調。「県内一豊かな財政力を暮らしに生かします」と語り、介護保険料や国民健康保険税の引き下げ、認可保育園の増設、高校卒業までの医療費無料化などの公約を掲げました。
塩川氏は「市町の提案になんでも賛成の議員には市民の願いは託せません。4人の共産党市議団を実現し、市民要求実現のために税金を使う市政に変えよう」と訴えました。
梅村氏は、市民と野党が共闘して安倍暴走政治にストップをかける新しいうねりがわき起こっているとして「共産党の勝利で、市民の野党の共闘を前に進め、悪政にストップを」と語りました。
自民・保守系や公明党候補の第一声には、多数の国会議員が応援に入り、気勢を上げましたが、負担増を推進してきたことには口をつぐみました。
【「しんぶん赤旗」2017年1月24日付】