日本共産党群馬県委員会は21日、きたるべき衆院選での躍進を勝ち取り、野党と市民の共闘で安倍政権を退陣に追い込もうと市田忠義副委員長・参院議員を迎え、演説会を開きました。
参加者は嬬恋(つまごい)村や、みなかみ町など県内各地から大型バスで会場に集まり、弁士の訴えに「そうだ」「がんばれ」などの声援が飛びました。
市田氏は安倍首相の改憲発言や衆院法務委員会で自民・公明・維新が「共謀罪」法案の採決を強行したことを批判。モラルを喪失し、暴走を続ける安倍政権に代わる力強い選択肢・受け皿を市民と野党の共同でつくろうと訴え、「野党共闘を推し進める共産党を大きくしよう」と呼びかけました。
梅村さえこ衆院議員(北関東比例・埼玉15区候補)も登壇し「北関東で、真っ先に市民と野党の共同を進めたのが群馬のみなさん。戦争はいらない、憲法守れの声を集めて、私たちの新しい政治を始めよう」と訴えました。
衆院群馬1区・たなはしせつ子、2区・はせだ直之、3区・渋沢哲男、4区・はぎわら貞夫、5区・伊藤たつやの各候補が決意表明しました。
「ぐんま市民連合へいわの風」共同代表の大川久美子さんが、参院選後さらに前進した市民と野党の共闘や、市民参画の政策づくりについて述べ「安倍政権を終わらせ、憲法を守るため、日本共産党のますますのご活躍をお祈りします」とあいさつしました。
民進党群馬県総支部会長から、野党の連携で安倍政権を打倒しようとのメッセージが寄せられました。
【「しんぶん赤旗」2017年5月23日付】