日本共産党埼玉県委員会は18日、きたる総選挙での梅村さえこ衆院議員(北関東比例・埼玉15区候補)の勝利をめざし、戸田市で穀田恵二国会対策委員長を迎えた街頭演説を行いました。JR戸田公園駅前に集まった市民は、「野党と市民の共同でアベ政治にさよならを!」などと書かれたプラカードを掲げ、演説に聞き入りました。
穀田氏は、「共謀罪」法の成立強行を批判するとともに、国民を監視する同法の問題点を指摘し「廃止のために、たたかいを続けます」と強調。4野党党首会談で「安倍政権のもとでの9条改憲に反対する」ことで合意したことを紹介し「今後のたたかいにとって大きな力になり、きたる総選挙で最大の旗印となる」と述べました。「共産党が市民と野党の共闘の要の役割を果たすためにも、勝たせてください」と呼びかけ、総選挙と、目前に迫った東京都議選での躍進を訴えました。
梅村氏は、国会では戦争法や「共謀罪」法などが多くの国民の反対を押し切って強行採決されてきたとして「自民・公明を少数に追い込まなければ私たちの暮らしは守れない。15区から立憲主義・民主主義の風を吹かせていきましょう」と訴えました。
演説を聞いた女性(73)は「『共謀罪』法が成立してから気持ちが落ち着かない。これまで通り集会などに行きたいけど、大丈夫なのか不安。廃止のために共産党には頑張ってほしいし、梅村さんを押し上げたい」と話しました。
【「しんぶん赤旗」2017年6月21日付】