総選挙勝利をめざす日本共産党北関東ブロックキャラバン宣伝は29日、埼玉県の所沢、狭山、坂戸の各市を回り、衆院北関東比例候補の梅村さえこ衆院議員(埼玉15区重複)と大内くみ子氏(茨城1区重複)が安倍政権打倒、早期の解散・総選挙実施を訴えました。
梅村氏は、南スーダン自衛隊PKO「日報」隠ぺい問題で稲田防衛相が辞任したことについて、数々の問題を起こしてきた稲田氏をこれまで罷免しなかった安倍首相の責任が問われると述べ「辞任で幕引きさせず、疑惑を追求していく」と強調しました。
梅村氏は、国民一人ひとりの声が安倍政権を追いつめていると述べ、憲法9条改悪や社会保障改悪を阻止するために「野党と市民の共闘による新しい政治をつくろう」と語りました。
大内氏は「稲田氏辞任は、国民をごまかして戦争に突き進もうとする政治の破たんを示すものだ」と指摘し、安倍政権打倒へ力を合わせようと訴えました。
所沢市で演説を聞いた女性(80)は「野党は共闘してこそだと思う。共産党は頑張っており、頼もしく思う」と話しました。小選挙区候補の、つじモトミ(埼玉8区)、神田三春(同9区)、清水正之(同10区)の各氏も各地で訴えました。
【「しんぶん赤旗」2017年7月30日付】