総選挙での日本共産党の躍進と梅村さえこ衆院議員(北関東比例予定候補、埼玉15区重複)の勝利をめざして、党埼玉県委員会は5日、さいたま市のJR南浦和駅前に山下芳生副委員長・参院議員を迎えて街頭演説をしました。聴衆でいっぱいになり、「市民と野党の共闘で政治を変えよう」の横断幕を持ち声援を送る人も。
山下氏は、東京都議選での共産党の連続躍進と自民党の歴史的大敗という結果に触れ、「日本の政治は大きく動き始めた」と強調。安倍政権を倒すために本気でたたかう共産党に対し、党派の違いを超えた支援、市民の勝手連的な応援があったことが躍進につながったと述べ、「これからも野党と市民の共闘を発展させるために誠実に努力する」と表明。「首都東京で安倍政権ノーの審判が突きつけられた。今度は、解散・総選挙で国民の審判を問うべきだ」と語りました。
また、森友・加計学園疑惑の解明や「共謀罪」法廃止、憲法9条改悪阻止など重要問題に全力をあげると語り、そのためにも「共産党を大きくしてほしい」と訴えました。
梅村氏は「安倍政権の政治の私物化、独裁化をただすには内閣改造ではなく、政権そのものを変えなくてはならない。安倍自公政権を終わりにするために何としても勝ち抜きたい」と力説しました。県議補選南5区の竹腰連予定候補も訴えました。
訴えを聞いた女性(80)は「社会を変えるには女性が声をあげないといけない」と話しました。
【「しんぶん赤旗」2017年8月6日付】