安倍晋三首相の衆院解散表明から一夜明けた26日、東京、南関東、北関東の三つの比例ブロックでは、日本共産党の衆院候補者が駅頭などで、地方議員や党員、後援会員らと宣伝に立ちました。各候補は、総選挙では「比例は共産党」の声を広げに広げて躍進を勝ち取り、市民と野党の共闘を前進させて、国政私物化と憲法9条破壊の安倍政権を退陣に追い込む決意を込めて力強く訴えました。
新しい政治をつくろう
さいたまで梅村議員
梅村さえこ衆院議員(北関東比例・埼玉15区候補)は、朝、さいたま市のJR南与野駅前で宣伝しました。
梅村氏は、久保美樹市議とともに、仕事や学校に向かう駅利用者に向かって「いよいよ解散・総選挙です。安倍政権の暴走政治にストップをあけましょう」と呼びかけました。多くの人がビラを受け取り、梅村氏に握手を求める人もいました。
梅村氏は、安倍首相が28日からの臨時国会で、所信表明や代表質問を行うこともなく、冒頭での解散を表明したことについて、「『国難突破解散』などと言っているが、『森友・加計疑惑隠し』の解散だ」と批判。比例での共産党の躍進を呼びかけるとともに「野党と市民の共闘で安倍政治を終わりにさせ、15区から新しい政治の流れをつくりましょう」と呼びかけました。
【「しんぶん赤旗」2017年9月27日付】