「しんぶん赤旗」3月10日付・首都圏版より
埼玉女性の市民連合は10日、さいたま市で3000万人署名を呼びかける大宣伝に取り組みました。全県から約170人の女性らが参加し、1時間ほどで277人分の署名が集まりました。
暖かい日差しのなか、にぎわうJR大宮駅前で、女性らがつさっぎとマイクを握り、憲法9条を守る決意を語りました。子どもを連れた母親や高校生、年配の人など多くの人が足を止め、署名に応じました。
日本共産党の梅村さえこ参院比例予定候補、山本ゆう子さいたま市議予定候補、社民党県連合の池田万佐代副代表、立憲民主党の山川百合子衆院議員秘書の大嶋公一氏(元蕨市議)もマイクを握りました。
梅村氏は「埼玉でも熊谷市や蕨市で空襲がありました。二度と戦争をせず、平和な時代にするために、安倍政権が狙う9条改憲をストップさせましょう」と呼びかけました。
署名に応じた男性(27)は「アメリカなどの戦争に巻き込まれたくないから、9条は変えない方がいいと思う」と話し、高校2年生の女子生徒=志木市=は「学校で被ばく体験や沖縄戦の話を聞くなどの平和学習をして、戦争は良くないと思ったので」と署名しました。