「しんぶん赤旗」7月10日付・首都圏版より
「ストップ入閣基地拡張!市民の会」は9日、航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市・入間市)の拡張問題について、防衛省に申し入れをしました。日本共産党の塩川鉄也衆院議貝、梅村さえこ参院比例予定候補、入間市議団も参加しました。
同基地に隣接する入間市東町側留保地では、自衛隊病院などの建設のための造成工事が進められており、入間市民に十分な説明がないまま、高さ3メートルの鋼板で現場を隔離し工事が行われています。要望書では、工事現場の市民見学会や住民説明会の開催などを求めています。
防衛省の担当者が「工事現場見学会は予定していない」と答えたのに対し、参加者は見学会の日曜日開催も含め検討せよと求めました。
また、要望書では、防衛省に対し、入間基地および災害対処拠点と建設予定の自衛隊病院が海外での戦闘に関わる活動に使用されないとの回答を求めたものの、防衛省の担当者からは明確な返答はありませんでした。