「しんぶん赤旗」7月24日付・3面より
いつも市民とともに/梅村さえこ (新)【活動地域】北関東
消費税NO! 子育て応援! いつも市民のみなさんとともに―。埼玉、茨城、群馬、栃木の各県で強く訴えているメッセージです。
故郷の愛知県から教師になることを夢に、京都へ。大学で日本共産党が命がけで戦争に反対したことを知り、入党しました。母に「アカにするために育てたんじゃない」と猛反対されましたが「平和な社会のために自分ができることは『この道』」と決意しました。
1990年、「消費税をなくす全国の会」の結成に参加して以来、草の根の市民運動ひとすじです。
地元の埼玉県蕨(わらび)市では、エレベーター設置や保育園拡充運動などに取り組む中、民主市政が実現。「政治が変われば暮らしが変わる」と実感しました。
2014年の総選挙で比例・北関東ブロックから初当選。2年10カ月の任期中には、市民運動から誕生した議員として現場の声をまっすぐに伝え、60回の国会質問に立ちました。
麻生財務相には、自身のもとに届けられた「増税で子どもに誕生日のケーキも買ってやれない」とのシングルマザーの声をぶつけ、「同じ内閣で2倍の増税はかつてないですよ」と追及しました。麻生氏は「2回上げたら退陣は間違いないと聞かされている」などと答弁(16年2月22日)。市民運動と世論と結び、17年4月に実施予定だった10%増税の延期につなげました。
現在、各地のつどいに精力的に参加し、立候補決意後は130回超を数えます。共産党は敷居が高いといっていた人たちがつどいに参加し、活発な対話に。「特別月間」で20人の仲間を迎えました。「党への期待が総選挙の時の比じゃない」と肌で感じています。
出会った人々に、世界各国で格差と貧困を許さない市民の力が新しい政権をつくり、政治を変えていることを伝えます。
「日本でも市民と野党の共闘で安倍政権を倒すチャンス。共闘の要として共産党を躍進させてほしい。一日も早く国会へ戻り、北関東の皆さんの願い実現へ全力で頑張ります」
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うめむら・さえこ 1964年生まれ。立命館大学卒。前衆院議員。消費税をなくす全国の会元事務局長など歴任。党准中央委員。