「しんぶん赤旗」11月16日付・8面より
消費税をなくす全国の会は14日、常任世話人会を開き、消費税10%への増税実施をさまざまなごまかし「対策」を示しながら強行しようとする安倍内閣に抗議し、断固中止を求めようと話し合いました。
会議では、生活が苦しくなっているもとで新たな怒りが広がり、「いわきの会の宣伝行動に毎月を上回る40人から署名が寄せられた」(福島)など各地で署名数が大幅に増えていることが報告されました。また「会」の18年版パンフレットを使って学習会を開く会が増えていること、各地の総会や学習会が昨年の2倍、3倍の規模で成功していることが紹介されました。
安倍内閣の「対策」宣伝を受け、「もう決まっていることだから」とあきらめの気分が一部にあるが、「そういう人たちも対話をしていくと増税の不当性を理解してもらえる」と広く対話をしていくことの必要性が強調されました。
日本共産党の梅村さえこ参院比例候補が「会」の役割が重要になっていることなどを発言しました。
今後、消費税10%増税中止の一点での共同を広げること、「消費税30年、怒りの宣伝署名一斉行動」(11月24日~12月24日)の推進、パンフ普及と学習会の開催、会員と会報読者の拡大を大きく進めることを確認しました。