「しんぶん赤旗」11月20日付・首都圏版より
埼玉県川越市で17日、日本共産党の小池晃書記局長・参院議員を迎えて開かれた党演説会。梅村さえこ参院比例予定候補、伊藤岳参院埼玉選挙区予定候補、もりやひろ子県議予定候補(西7区=川越市、定数4)の決意表明に、会場いっぱいの参加者は大きな拍手と声援で応えました。
もりや氏は、「原発の再稼働を求める意見書を強行するような県議会は許せない。原発をなくし、自然エネルギーへの転換を」と強調。
伊藤氏はこの間、障害者団体との懇談を行っていることを紹介し「ある施設では、入所している方がお風呂に入れるのは週に1回だけという。極端な人員不足を変えるために、福祉労働者の賃上げを実現したい」と訴えました。
梅村氏は「国会に戻って、どうしても消費税10%増税をストップさせたい。統一地方選と参院選で勝利し、安倍政権を一日も早く終わりにさせましょう」と呼びかけました。
統一地方選とその直後に選挙をたたかう、川越、鶴ヶ島、東松山の3市、毛呂山、滑川、鳩山、川島、吉見、越生、小川、嵐山の8町の議員・予定候補が紹介されました。
祖母に誘われて演説会に初参加した大学生の男性(19)=川越市=は「福祉を学んでいるので、福祉労働者の賃金の低さが気になるし、そういう仕事に就くことも迷ってしまう。共産党は処遇改善に頑張ってほしい」と話しました。