「しんぶん赤旗」12月3日付・4面より
日本共産党の市田忠義副委貝長は2日、埼玉県伊奈町で開かれた演説会で、来年の統一地方選挙、参院選での日本共産党の躍進を訴えました。
梅村さえこ(比例)、伊藤岳(埼玉選挙区)の両参院選予定候補、秋山もえ県議予定候補(上尾市議)、北本市、鴻巣市、伊奈町の各予定候補者が決意表明しました。
市田氏は、二つの選挙の重大争点として、消費税増税と9条改憲を挙げ、消費税に頼らない税財政改革と。改憲阻止に向けた展望を語りました。
「自冶体にとって一番大事なことは住民の福祉の向上です」と切り出した市田氏。上田清司埼玉県政が地方自治体の役割に反し、教育、暮らし、福祉を切り捨てる一方で、ハツ場(やんば)ダムなどの大型公共事業や企業誘致に巨額の税金をつき込んでいることを批判しました。
市田氏は、改憲を主張する知事の右翼ぶりを指摘し、自公などの与党がこれを支えている様子を告発。「こうした県政に正面から立ち向かっているのが日本共産党の5人の県議団です」と紹介すると、会場から「いいぞ」の声が。県議団が住民の要求と結んで、さまざまな制度を実現してきたことにふれ「5議席を確保し、議案提案権を得られる8議席に前進させてほしい」と呼びかけると、参加者は大きな拍手で応えました。