「しんぶん赤旗」12月7日付・4面より
日本共産党の小池晃書局長は6日、投票日(9日)を目前に大激戦のまま最終盤を迎えている茨城県議選で、議席獲得をめざして猛奮闘する山口みちこ候補(古河市区、定数3)とともに、JR古河駅前でマイクを握り、現有3議席の絶対確保と、古河市民と野党の共同候補の山口候補を押し上げ、新たな議席増にむけた支援をと呼びかけました。小池氏は出入国管理法改定案の参院法務委員会での採決強行をストップさせ、憲法審査会での自民党改憲案提示が事実上できなくなったと報告し、「市民と野党が力を合わせた結果だ。自民党対市民と野党の共闘のたたかいになっている古河市から、自民党の暴走を許さない結果を示そう」と熱く訴えました。
山口候補は「国保税を大幅に引き下げ、子ども医療費の18歳までの完全無料化を求めていく。新しい政治の流れつくるために送り出してほしい」と訴えました。
応援演説に立った元公明党副委員長の二見伸明氏は「耐用年数の40年を超えて東海第2原発を使うなどという恐ろしいことができるか。暮らしを守るために山口さんを県議会に」と激励しました。
日本共産党の梅村さえこ参院比例候補が応援に駆けつけました。
小池氏は、東海第2原発再稼働に県民の8割が反対する一方、県議会で東海第2の廃炉を求める意見書に共産党だけが賛成し、自民党、公明党などの反対で否決されたと告発し、「知事に廃炉を迫る議員が必要だ」と強調しました。
前回県議選で党県議団が3議席になったことで、県民運動と結んで子ども医療費助成を拡充するとともに、鬼怒川決壊の被害で県独自の支援策を要求し、国の支援対象外だった「半壊」への補助も実現したと紹介。「共産党の議席を伸ばしてこそ、政治を変えることができる」と訴えると、大きな声援と拍手に包まれました。