「しんぶん赤旗」2月17日付・4面より
日本共産党の山添拓参院議員は16日、埼玉県朝霞市のJR北朝霞駅前の街頭演説で、4月の県議選と夏の参院選の勝利を訴えました。
山添氏は、沖縄県の辺野古埋め立ての是非を問う県民投票にふれ「政府は今度こそ沖縄の民意に正面から向き合うべきだ。沖縄に連帯し、民意を踏みにじるやり方は許されないという声をあげよう」と呼びかけました。
梅村さえこ参院比例予定候補は、10月の消費税10%への増税に言及し「声を上げれば必ず政治は変わる。これまでも2度中止に追い込んだ。諦める必要はない」と強調しました。
伊藤岳参院埼玉選挙区予定候補は、障害者雇用の水増しや毎月勤労統計の偽造を批判し、「この政権に憲法まで委ねて、海外で戦争できる国に変えさせてはならない」と訴えました。
県議選西5区(ふじみ野市・三芳町)で、定数2を自民党の新人2人と争う前原かづえ県議=現=は「県民の命を守るため、医師不足の解消に尽力する」と力を込めました。
県議選南18区(新座市)で、定数2を公明党の現職などと争う工藤かおる県議予定候補=新=は「子育てから老後まで安心してくらせる埼玉をつくるために頑張る」と訴えました。
演説を聞いた女性(78)=新座市=は「(訴えが)力強くてよかった。共産党には頑張ってほしい」と話しました。