「しんぶん赤旗」3月8日付・15面より
日本共産党の北関東ブロック事務所は7日、さいたま市で「性暴力、性差別なくし自分らしく生きられる社会を」と題して第2回ミモザカフェを開きました。
共産党の梅村さえこ参院比例候補が司会を担当し、久保みきさいたま市議や宮下奈美蕨(わらび)市議、とばめぐみさいたま市議候補らも発言しました。
日本共産党の吉川春子元参院議員が講演し、自身も成立に携わったDV防止法の保護命令などについて解説。その上で、法律ができただけでは不十分と指摘し、「DV問題に熱心な県でも7割が夫のもとに戻る。DVをなくすためには女性の経済的自立が重要だ」と訴えました。
ミモザカフェではこの間の活動報告と交流も行われました。久保氏は性暴力被害者救済の体験などを紹介し、宮下氏は蕨市議会で選択的夫婦別姓の導入を求める意見書を可決したと報告。とば氏は人権教育を充実させるべきだと強調しました。
梅村氏は閉会のあいさつで「人が人として大切にされる社会をつくっていくことが大事。今苦しんでいる人たちと一緒にできることを全力でやっていこう」と呼びかけました。