「しんぶん赤旗」7月8日付・5面より
「国会に押し上げて下さい」――7日、日本共産党の梅村さえこ参院比例候補は、「益子焼」の地元・栃木県益子町で訴えました。野村せつ子県議が同行しました。
「消費税反対」一筋で30年間、頑張ってきた梅村候補。「消費税が8%になって、1世帯当たりの家計消費が年間25万円も減っている」と、その影響をリアルに報告。7月の日銀短観が示した景気後退傾向にも触れ「増税に頼らず、くらしを守る共産党の議席を伸ばし、野党統一候補の勝利で増税を中止させよう」と訴えました。訴えに、買い物客らが手振りで応えました。
初めて梅村氏の演説を聞いた女性(75)は「自民党を政権から下ろすには、野党共闘しかない。その中心棒は共産党だと思う」と話しました。
年金問題は、全世代に関わる社会問題として急浮上。「高所得者の保険料据え置き上限を、年収2千万円に引き上げます」と訴えると、「頼む」の声も上がりました。
演説を聞いた男性(42)は「『マクロ経済スライド』をやめさせる政党が議席を増やしてこそ、減らない年金制度になるのではないか。今のままでは、先々に展望がもてない」と話しました。