「しんぶん赤旗」2月14日付・首都圏版より
性暴力に反対する、埼玉県で3回目の「フラワーデモ」が11日夜、さいたま市のJR大宮駅西口で行われました。寒空の下、ためらいながら過去のつらい体験を語る女性らに、約80人の参加者が温かい拍手で応えました。
埼玉で3回目
10代の学生の女性は小学4年生の時に、家族ぐるみでつきあいのあった近所の男性に体を触られた体験を告白。「その時はよくわからなかった。数年たってからフラッシュバックが始まり、今も悩まされている。私は絶対に性犯罪を許したくない」と訴えました。
昨年12月のフラワーデモで、3歳の時に父の同僚から性被害を受けたことを告白した女性(37)は「フラワーデモでみなさんの話を聞いて1人じゃない、なかったことにするんじゃなく、どんどん言った方が何かが変わると思えるようになった」と語りました。
これまで何度も性被害を受けながらも、周囲の人は助けてくれなかったという、「デモ」初参加の女性(30)は「『MeToo』の動きが広がり、声をあげる人に手を差し伸べてくれる人が増えた気がする。フラワーデモは連帯の表れ。私も手を差し伸べられるようになりたい」と話しました。
何度も性被害を受けてきた経験から、ジェンダーやフェミニズムをテーマに、お笑い芸人として活動している女性(27)は「何とかこの経験を、自分にしかできない形で伝えられないかと始めた。性被害者もちゃんと報われる社会になるように頑張りたい」と訴えました。
職場の女性らがセクハラを受けていることを知りつつ、何もできなかったことを告白した男性も。「自分はその人たちを見殺しにし、性暴力を温存する環境をつくってしまった。これからは『With You』と寄り添えるようになりたい」と話しました。
日本共産党の梅村さえこ衆院北関東比例予定候補、おくだ智子衆院埼玉2区予定候補、立憲民主党、国民民主党、社民党などの代表も参加しました。