梅村さえこ-日本共産党党中央委委員・子どもの権利委員会副責任者
栃木

新型コロナ対策に奮闘/共産党の活動/栃木・日光「昨年比5割減」

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「しんぶん赤旗」3月13日付・8面より

 日本共産党の梅村さえこ前衆院議員・衆院北関東比例予定候補は10日、栃木県の日光市観光協会を訪ね、新型コロナウイルス感染症の影響を聞きました。福田悦子、福田道夫日光市議、小池一徳栃木県党書記長が同席しました。

 日光には年間1200万人の観光客が訪れます。応対した福田栄仁日光観光協会常務理事・事務局長は、中禅寺・日光エリアのホテル・旅館からは「学校の一斉休校から客はさらに減少し、団体客はほぼキャンセル」との声があがっているといいます。奥日光湯元温泉旅館共同組合からは、「予約キャンセルの連絡ばかりで3、4月の予約はいっさい入ってこない。昨年と比較して5割以上減少」との苦境が寄せられていると述べました。

 福田常務理事は、ホテルのバイキングでは感染を防ぐため従業員が料理をトングで取り分けたり、イベントでもお弁当販売が中止、土産物屋も客が減っているなどの実態も紹介。「東日本大震災の時に匹敵する影響が出ている。国の財政的支援がなければ乗り切れないのが現状」「運営資金が苦しいのでそこへの支援を考えてほしい」と述べました。

 梅村氏は「解決するのは政治の責任。財政出動の規模が小さすぎる」として、「無利子・無担保・個人保証なしの融資、雇用調整助成金の対象拡大などを求めていきたい」と述べました。

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