茨城県取手市のJR取手駅東口で26日、日本共産党の塩川鉄也衆院議員、いずれも衆院北関東比例予定候補の梅村さえこ前衆院議員、大内くみ子党県副委員長が次期総選挙での共産党の勝利と政権交代を呼びかけました。
塩川氏は「桜を見る会」疑惑をめぐる安倍晋三前首相の議院運営委員会での説明で、「前夜祭」への補てんを否定した過去の答弁の虚偽が明らかになり、選挙買収がいよいよ浮き彫りになったと指摘。「国会でうそをつくことは国民にうそをつくということで議員の資格はない。安倍議員に辞職を強く求めよう」と訴えました。
梅村氏は「何としても消費税5%への減税を実現したい」と強調。消費税増税にコロナ禍が重なり、閉店を余儀なくされた飲食店の声を紹介し、「政権交代で弱いものいじめの政治を変えよう」と力を込めました。
大内氏は東海第2原発(東海村)の廃炉を力説。「事故が起きれば茨城県はもとより首都圏に大きな影響を及ぼす。原発再稼働をやめ再生可能エネルギーへの転換を決断する新しい政治をつくろう」と呼びかけました。