梅村さえこ-日本共産党党中央委委員・子どもの権利委員会副責任者
憲法、平和・人権

校則問題を考える/埼玉/梅村氏ら教職員組合と懇談

カテゴリー:

「しんぶん赤旗」5月29日・4面より

 日本共産党校則問題プロジェクトの梅村さえこ責任者(衆院北関東比例予定候補)は28日、埼玉県教職員組合を訪ね、北村純一委員長、金井宏伸書記長と懇談しました。同プロジェクトの藤森毅事務局長、党県委員会の辻源巳青年・学生部長らも参加しました。

 梅村氏は、共産党が取り組んでいる校則アンケートには、中高生から「この校則はおかしい」との声が寄せられていると報告。さらに「悩みながら指導している先生たちも多いと感じます」として、「みなさんの声を聞きながら、より良い解決方法を探したい」と語りました。

 北村氏は「校内暴力が吹き荒れる中で押さえつけた時代に教員になった。それに疑問を感じ、子どもの視点に少しずつ立つようになった」と、子どもの権利を踏まえた校則の見直しの必要性を強調。さらに「教職員が子どもの権利条約を学ぶ場が必要です」と述べました。

 金井氏は、党校則アンケートで「監視されているようでいや」という回答が子どもたちのトップになっていることを、「子どもを一つの枠からはみ出させない管理教育の本質が現れている」と指摘。「個性や多様性を大切にと教えていても、学校の現実が乖離(かいり)している」と改善の必要性を述べました。

© 2015 - 2024 梅村さえこ