「しんぶん赤旗」6月28日・首都圏版より
日本共産党の梅村さえこ衆院北関東比例予定候補は26日、さいたま市できょうされん埼玉支部に加盟する事業所や障害のある人たちと懇談し、要望を聞きました。
きょうされんの人たちは、障害児者の事業所の報酬は日額払いのため、コロナによる利用自粛や休所で減収が続き、感染対策のための費用増大も事業所運営を圧迫していると、深刻な実態を説明。安定した運営ができるよう、運営に関わる報酬(人件買・固定費)は月額払いにしてほしいと要望しました。
ガソリンや食材の高騰により、事業所の運営は厳しさを増しているとして「国の責任で物価高騰に対する支緩をしてほしい」と求めました。
また、障害がある人が出かける際に付き添うヘルパーが特に土日に不足しているとして「人を増やしてほしい」と話しました。
梅村氏は「岸田政権は軍事費を5年間で43兆円も使う計画です。ここにメスを入れればガソリン代などの補助の実現や報酬を大幅に引き上げることは十分可能です。権利としての社会保障が大切です。国に強く求めていきます」と応じました。