梅村さえこ-日本共産党党中央委委員・子どもの権利委員会副責任者
子育て・女性

比例候補駆ける/北関東(定数19) 梅村さえこさん(60)=元=

 総選挙を前に、埼玉、茨城、群馬、栃木の北関東4県を駆け巡る日々です。どこでも、自民党の裏金問題などへの怒りを感じ「自民党政治を変えよう」と訴えています。

 群馬県で行った街頭トークでは、訴えを聞いていた若い男性と対話に。梅村さんが、軍事対軍事ではなく憲法9条を生かした平和外交などの党の政策を話すと、男性は「確かに、緊張をどんどん高めて軍拡しても、その先が不安。そういう道もあるのかも」と応じました。

 大学生と高校生の子育て中です。街頭では高すぎる学費の引き下げ・無償化を訴えています。北関東の日本民主青年同盟の、学費値上げ中止を求める国会要請行動にも出席。参加者から寄せられた「『学費のために性風俗店で働いている』と相談を受けた」との声に、衝撃を受けました。

 現職時代は、自治体の非正規公務員の待遇改善を求めてきました。今年5月には、東京新聞が1面でこの問題を報じ、2017年の梅村さんの国会質問を紹介しました。「働く人の使い捨ては許さない」と、今も奮闘中です。

 クルド人が多く住む埼玉県蕨、川口両市では、差別が激化しています。8月にはクルドの子どもたちから実態を聞き、国にも「在日外国人の人権を守れ」と要請しました。

 「誰もが大切にされ、自分らしく生きられるジェンダー平等の社会をつくりたい。共産党の議席を伸ばして、希望ある政治の実現を」。今度こそ、国会に駆け上がる決意です。

 うめむら・早江子 1964年生まれ。衆院議員1期。党中央委員、「子どもの権利委員会」副責任者。「消費税をなくす全国の会」常任世話人

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