「しんぶん赤旗」10月29日・4面より
衆院比例北関東ブロックで9選を果たした塩川鉄也氏と、北関東比例候補として奮闘した梅村早江子氏は28日、さいたま市のJR浦和駅東口で、総選挙の結果を報告する宣伝を行いました。
塩川氏は、「しんぶん赤旗」が報じた、自民党が非公認候補に政党助成金から2000万円を振り込んだ問題について、「こんなやり方はおかしい」と国民の怒りが広がり、自公を少数に追い込んだと指摘。企業・団体献金の禁止や政党助成金の廃止など「裏金・金権腐敗政治一掃へ、全力で頑張ります」と訴えました。
梅村氏は、選挙戦を通じて、医療や年金、子育て、物価高などの問題で多くの要望が寄せられたと紹介。消費税減税やインボイス制度廃止、「自由時間拡大推進法」の実現、戦争や核兵器のない平和な日本の実現へ「みなさんとともに頑張りたい」と語りました。
衆院埼玉1区候補として奮闘した、矢野由紀子氏も訴えました。
訴えを聞いた60代の女性は「自民党は嫌でも、それがなかなか共産党への票に結びつかないのが歯がゆい。結果を受け止め、次にどうつなげるかが大事。みんなで話し合い、また来年の参院選で頑張りたい」と話しました。