「消費税10%増税は延期ではなく、断念を」と衆院本会議と委員会で質問に立ちました。
「消費税を廃止し、公平な応能負担の税制に」は私のライフワークです。
学生時代、京都から大勢の仲間とともに、「赤ちゃんからお年寄りまでかかる消費税」との仮装をして東京の10万人集会に参加しました。忘れられない、1988年12月24日のクリスマスイヴの日の消費税法の強行採決と翌年4月1日の消費税3%の実施。90年の消費税をなくす全国の会の結成の呼びかけに「待ってました」と参加しました。
以来28年、全国のみなさんとともに、「継続は力」と力を合わせてきました。
最後の食事に消費税3%がかかったと日記に書いて餓死された方、消費税が払えなくて自ら命を絶った方。消費税は福祉のためではなく、命を切り刻む税だとの怒りは消えるどころか、ますます強くなっています。
安倍政権の2度の10%延期は消費税に頼る税制、国づくりの破綻を示すものです。延期と合わせて決めた2019年10月の10%への引き上げ撤回へ全力を尽くします。
【「しんぶん赤旗」2016年11月5日付】