日本共産党の塩川鉄也、梅村さえこ両衆院議員は1月13日、元公明党副委員長で運輸大臣を務めた二見伸明氏を茨城県土浦市の自宅に訪ねて懇談しました。山中たい子、上野高志両茨城県議も同行しました。
塩川、梅村両氏は、今回の総選挙・茨城県議会議員選挙で日本共産党への期待を表明した二見氏に選挙結果を報告し、今後の決意をのべました。
二見氏は、終戦間近の1945年に東京から群馬県伊香保(いかほ)や埼玉県蕨(わらび)に疎開したこと、父親が召集された後、妊娠中の母親と空襲の中を逃げ回った体験を紹介。「戦争はこりごり」と語り、集団的自衛権行使を容認した安倍政権の危険性に言及し「私の孫子の時代に戦争になったら大変だ」と「しんぶん赤旗」への登場を決意した経過を語りました。
「今、安倍首相の暴走に、多くの国民が危うさを感じています」と語る塩川氏に二見氏は「ファシズムは怖い顔をして来ない。女神みたいな恰好をしてくるんだ。いつも間にか、危ない方向に行く。戦前がそうだったようにね」と応じました。
塩川、梅村両氏は、国会での論戦をはじめ安倍暴走政治と正面から対決する決意と今後の共同を語り合いました。
【「しんぶん赤旗」2015年1月15日付】