衆院安保法制特別委員会が行われる国会議事堂にむかって6月15日、午前10時から午後5時まで「戦争法案絶対廃案」のコールが響きました。総がかり行動実行委員会が呼びかける連続座り込み行動の初日です。「戦争法案をめぐる攻防で潮目が変わった。たたかいはこれからだ。みんなの力で廃案に追い込もう」の決意が次つぎに語られました。
座り込む人たちが、参院議員会館前から衆院第2議員会館前まで連なり、北海道、岩手、岐阜、大分などののぼりもありました。
600人にふくれあがった昼の集会では、実行委に参加する3団体の代表があいさつ。そのひとつ、憲法共同センターの長尾ゆり氏(全労連副議長)は、「私たちの運動の明るさは、日本を戦争する国にするなという多くの国民に背中を押されているからだ。廃案を求める共同を広げ、列島騒然たる状況をつくろう」と訴えました。
日本共産党の畠山和也、畑野君枝、梅村さえこの各衆院議員が「党派を超えて廃案まで全力を尽くしてたたかう」と連帯を表明。民主党、社民党の国会議員も駆けつけました。座り込み行動は、土曜・日曜を除き、24日の国会包囲行動まで連日行われます。
【「しんぶん赤旗」2015年6月16日付】