衆院本会議で戦争法案が強行採決された7月16日、日本共産党埼玉県委員会は断固抗議し、廃案に追い込もうと、さいたま市のJR浦和駅西口で緊急街頭宣伝をしました。
国会から、塩川鉄也、梅村さえこ両衆院議員が駆けつけて国会情勢を報告し、おくだ智子参院比例、伊藤岳参院埼玉選挙区の両候補も訴えました。
梅村氏は、「与党は100時間審議をしたというが、いくつもの法案をまとめたものであり、法案一つあたりではまだ10時間ほど。こんな暴挙は許せません」と強調。塩川氏は、強行採決は安倍内閣と自民、公明与党が追い詰められての暴挙だと指摘。「参議院で自民党の議席は過半数に届かず、民意を無視した強行はできません。引き続き、安倍内閣を追い詰めていく国民的共同を大きく広げ、必ず廃案を勝ちとりましょう」と呼びかけました。
宣伝中に呼ぶかけた署名には通行人が次々と応じ、30分ほどで61人分が集まりました。訴える4氏に「頑張れ」と声をかけていました。署名に応じた所沢市の中学2年生の男子は「政府が決めた憲法9条を政府が勝手に解釈を変えていいのかと思う。国民が理解しないのに採決するのはおかしい」と話しました。
【「しんぶん赤旗」2015年7月17日付】