梅村さえこ-日本共産党党中央委委員・子どもの権利委員会副責任者
原発・放射能・災害

栃木・塩谷「建設反対」2700人集う 指定廃棄物の処分場

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 福島第一原発事故で発生した放射性廃棄物を含む指定廃棄物の処理で、環境省が一方的に、最終処分場の建設を迫っている栃木県塩谷町で8月29日、「塩谷町指定廃棄物最終処分場反対同盟会」(和氣進会長)が緊急住民集会を開催しました。会場の総合運動公園には雨の中、町人口の2割を超える約2700人が集まり、一丸となって撤回を求めていくことを誓い合いました。

 和氣会長は「町の自然と子どもの未来を守るため『町民心ひとつ』を合言葉に、白紙撤回を早期に実現しよう」と呼びかけました。

 集会では、見形和久町長、手塚礼知町議会議長があいさつし、塩野谷農業組合青年部の手塚義法氏ら高校生を含む町民5人が決意表明しました。

 日本共産党の梅村さえこ衆院議員が来賓あいさつ。「党派を超え、撤回させるまで全力でたたかう」と述べました。民主党の福田昭夫衆院議員、社民党の福島瑞穂参院議員、無所属(旧みんなの党)の渡辺美知太郎らもあいさつをしました。

 予定地周辺では、環境省の作業員が現地入りする行動がみられ、同盟会が連日、パトロールを実施するなど緊迫が続いています。

                          【「しんぶん赤旗」2015年8月30日付】

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