栃木県で台風18号の影響による大雨で被害が広がっていることをうけ、日本共産党の塩川鉄也、梅村さえこ両衆院議員は9月11日、県内で最も被害が大きかった鹿沼市に入り、現地調査をしました。野村せつ子県議と、6日投開票の市議選で当選した阿部秀実氏らが同行しました。
塩川氏らは、土砂崩れで家屋が倒壊し、犠牲者が出た日吉町や住宅2棟と作業所1棟が連なって倒壊した玉田町などの現場を視察。被災者から、被災時の状況を聞き取り、要望などをうけました。
濁流で住宅全壊の被害をうけた女性(74)は「娘と2人で住んでいた思い出の家です。これからの生活を考えると不安でなりません」と窮状を訴えました。塩川氏は「みなさんの要望が実現できるよう国・県・市に働きかけていきます」と応じました。
現地調査に先立ち、塩川氏らは、佐藤信市長、松山裕副市長を訪問。党市委員会が同日、市長に提出した豪雨災害に関する要請書にもとづき、意見を交わしました。
【「しんぶん赤旗」2015年9月12日付】