梅村さえこ-日本共産党党中央委委員・子どもの権利委員会副責任者
くらし・税・TPP

党群馬県委 16年度予算で政府交渉 鉄鋼スラグ問題解決を

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 日本共産党群馬県委員会は20日、国会内で2016年度予算をめぐる政府交渉を行いました。紙智子参院議員、塩川鉄也、梅村さえこ衆院議員、おくだ智子参院比例候補、県議、地方議員、市民団体の代表らが出席しました。

 大同特殊鋼渋川工場が国の環境基準値を大幅に超える有害物を含む鉄鋼スラグを長年にわたって有価物として販売・流通させた問題について、関係省庁に対して、鉄鋼スラグ使用箇所の全容解明と完全撤去を行うよう指導を求めました。また、宅地の盛り土に使われた榛東村の民家では未処理のスラグが膨張し建物が傾くなどの被害が出ていること、八ッ場ダムの住民移転代替地にも無許可で使われていることを指摘し、早急に詳細な調査をし、撤去するよう迫りました。国土交通省の担当者は「宅地造成地ににスラグを使うのは考えられない」と答えました。

 再生エネルギー問題について、環境省と林野庁に対して、前橋市で地元住民の理解を得ないまま進められている大規模な木質バイオマス発電や安中市の傾斜地への巨大太陽光施設建設などに、規制ルールをつくるなどただちに対応するように要求しました。

 群馬上空でのCV22オスプレイの飛行訓練が明らかになったことをうけて、防衛省に対して、国民の命と生活を脅かす危険な訓練を行わないよう米軍当局に強く要請することを求めました。また、県から国の所管となった米軍の低空飛行訓練の騒音測定の結果の公表について、県がこれまで行ってきた騒音の発生時刻を引き続き記載することを求めました。

                         

                         【「しんぶん赤旗」2015年11月26日付】

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