1月24日告示(31日投票)で市議選(定数20)が行われる茨城県守谷市で11日、梅村さえこ衆院議員を迎え日本共産党演説会が開かれました。現有議席確保をめざす佐藤弘子(71)=現=、山田みえ子(70)=現=の両候補が決意表明しました。急きょ会場のいすを補充するなど、多くの市民が参加しました。
5期目をめざす佐藤候補は、福祉・教育予算を削り54億円ものため込み金をつくる現市政を批判。税金の使い方を正し、国保料引き下げや保育所増設などに全力を挙げると述べました。
2期目をめざす山田候補は、「民意の反映される市政をめざす」と述べ、子どもの甲状腺がんエコー検査への助成など福祉施策の拡充を訴えました。
梅村氏は、戦争法強行後3か月間、憲法に基づき野党が要求した臨時国会を開かず、同法の具体化や消費税増税など一方的に暮らし破壊の政策を進める安倍政権を厳しく批判。
「参院選の前哨戦といえる守谷市議選で何としても勝利し、戦争法廃止と『国民連合政府』実現につながる共産党の国政選挙での躍進へ力を合わせよう」と呼びかけました。
小林きょう子参院茨城選挙区候補は「農家のくらしを壊すTPP(環太平洋連携協定)反対に全力を尽くす」と語りました。
【「しんぶん赤旗」2016年1月13日付】