日本共産党の伊藤岳参院埼玉選挙区候補は9日、入間市内で演説し、比例代表での躍進と埼玉選挙区での議席獲得で「戦争法廃止の政府をつくる扉を開きます」と訴えました。
伊藤氏は、戦争法廃止を求める2000万署名の取り組みで、自衛隊基地周辺でも「夫に海外への辞令が出た」などと言って署名に応じる自衛隊員の家族が増えていることを紹介し、「戦争法が施行された影響だ」と指摘。航空自衛隊入間基地内でも自衛隊の海外派兵を見据えて傷病兵を受け入れる病院をつくる計画があると述べ、市民に不安を与える戦争法は廃止すべきだと訴えました。
石田芳夫市議は、入間基地で燃料施設を増強する工事が行われていることや、長距離輸送機の導入とそれに伴う基地拡張が狙われていると指摘し、「参院選は基地を抱える入間市にとっても重要な選挙。戦争法を廃止しなければ市民に危険な状況は増すばかりです」と語りました。
同日、紙智子参院議員は、さいたま市北区で、10日には梅村さえこ衆院議員が、さいたま市南区で演説しました。
【「しんぶん赤旗」2016年4月15日付】