日本共産党の梅村さえこ衆院議員(北関東比例・埼玉15区候補)は、3日、埼玉県蕨(わらび)市のJR蕨駅前で、党市委員会の人たちと街頭宣伝し、国民の内心の自由を侵害しかねない「共謀罪」創設を狙う安倍政権を批判しました。
梅村氏は、「共謀罪」について「一般市民が2人以上集まって話をするだけでも捜査対象になる可能性があります」と指摘し、「国民の普通のおしゃべりが監視されるような社会でいいのでしょうか。表現の自由や内心の自由など、一人ひとりの権利を保障することが未来の豊かな発展につながります。そうした権利を踏みつぶす『共謀罪』法案の提出は絶対に許しません」と力説しました。
梅村氏は、日米同盟第一で戦争する国づくりを進める安倍政権を告発。アメリカいいなり外交の転換や「8時間働けば普通に暮らせる社会」の実現など共産党のビジョンを語りました。
梅村氏は、県内外で広がる野党と市民の共闘をさらに前進させ、安倍暴走政治にストップをかけようと訴えました。参加者は「共謀罪」創設に反対する署名に取り組み、署名した男性は「国民を取り締まるようなことはやめるべきだ」と話しました。
【「しんぶん赤旗」2017年2月5日付】