群馬県の県都・前橋市の市議選(定数38、立候補45人)が5日告示(12日投票)され、日本共産党の、長谷川かおる(66)、中道なみ子(66)、小林ひさ子(60)、近藤よしえ(60)=いずれも現=4氏が、議案提出権のある現有4議席の絶対確保をめざして立候補しました。
選挙戦は、共産党候補の地元に自民系有力新人が立候補するなど市政与党の‘‘共産党落とし‘‘の布陣が敷かれ多数激戦の様相です。
4候補は第一声で、安倍政権の下、県内で米軍機による低空飛行訓練が激化し、危険な米軍オスプレイも参加する訓練が計画されていることを厳しく批判。現市政がこの訓練を容認し、国の大型開発優先の「地方創生」事業を、先陣を切って進めている実態を告発しました。
また、▽高すぎる国保税の引き下げ、▽学校給食費無料化▽特養ホーム増設▽住宅リフォーム助成制度の拡充などの公約を掲げ、国政でも市政でも、市民と野党の共闘を前に進め、市民要求実現に力を尽くす共産党が全員当選してこそ、「安倍政権と市長の暴走をストップさせ、市民第一の新しい市政への展望が開ける」と訴えました。
梅村さえこ、塩川鉄也の両衆院議員が応援に駆けつけ、「住民の福祉増進という自治体の本来の役割を果たさせるため、市民と力を合わせて頑張り抜くことができる日本共産党の4氏全員当選を」と呼びかけました。
【「しんぶん赤旗」2017年2月6日付】