「森友学園」で暴走・迷走する安倍政権を野党と市民の共同で今こそ打倒しようー。日本共産党埼玉県委員会は1日、夕、小池晃書記局長・参院議員と梅村さえこ衆院議員(北関東比例・埼玉15区候補)を迎え、さいたま市で緊急街頭演説をおこないました。
「森友でも豊洲でも共産党に期待」
浦和駅東口は、寒風吹く中、開始前から人垣ができ、弁士の訴えに拍手や「そうだ」「よし」などの声援が飛びました。立ち止まって聞き入る通行人の姿も目立ちました。
消費税をなくす全国の会で長年活動してきた梅村氏は28年前の4月1日に消費税が導入されたとして、「一つでも良くなった社会保障があったでしょうか」と批判。「きょうから年金は新たにカットされ、国民年金の負担は増えます。満身の怒りをこめた抗議の声をあげようではありませんか」と訴えました。
梅村氏は、市民と野党の共闘で、個人の尊厳が守られる新しい政治を切り開こうと訴え、「きたるべき総選挙では、共産党の比例での躍進の先頭にたつとともに、埼玉15区で頑張り抜いて安倍政権を草の根から倒していく」と決意をのべました。
演説を聞いていた関原まさ子さん(64)は「浦和でも野党共闘を一気に進めたい。森友でも豊洲でも、真実を追求できる共産党の良さを友人に伝えきることで、党を大きくしたい」と語りました。
小池氏がわかりやすく解明した「森友学園」問題について、名取かほるさん(88)=さいたま市=は「私たちは一生懸命税金を払っているのに、悔しい」、田中昌子さん(63)=さいたま市=は「共産党の調査力はすごい」と話しました。
とばめぐみ衆院埼玉1区候補も訴え、司会をつとめた伊藤岳参院選挙区候補が「みんなのさいたま市をつくる会」の前島ひでおさいたま市長候補(共産党推薦)を紹介しました。
【「しんぶん赤旗」2017年4月2日付】