衆院埼玉15区(さいたま市南区、桜区、蕨市、戸田市)で市民と野党の共闘を進めようと、「安保法制を廃止し、立憲主義を回復する15区市民の会」(通称・いちごの会)が1日、発足しました。さいたま市南区で同日開かれた発足集会には200人が参加し、安倍暴走政治をストップさせるため、衆院選での野党勝利に向けた運動を進める方針を確認しました。
「戦争させない9条壊すな!総がかり行動実行委員会」の高田健・共同代表が講演。市民一人ひとりの意思で行動を起こした、2015年の安保法制(戦争法)阻止のたたかいの特徴を語り、その運動が昨年の参院選での野党統一候補を実現する力になったと語りました。安倍政権が狙う改憲を阻止するため、次期衆院選の小選挙区でも野党統一候補を一本化できるかが鍵だとして、各地域での市民による共通政策づくりの重要性を訴えました。
政党からは、日本共産党の梅村さえこ衆院議員(北関東比例・埼玉15区重複候補)が出席し「みなさんと気持ちを一つに、立憲主義、民主主義を回復する15区をつくるために全力で頑張ります」と」表明しました。
社民党県連合の佐藤征治郎代表がメッセージを寄せました。
「オール埼玉総行動」の小出重義実行委員長があいさつし、6月4日に、さいたま市で「安保関連法廃止、立憲主義回復」を求めて開く集会の成功を呼びかけました。
【「しんぶん赤旗」2017年4月5日付】