日本共産党の塩川鉄也、梅村さえこ両衆院議員は、さいたま市内で伊藤岳参院埼玉選挙区候補、衆院小選挙区候補らとともに宣伝しました。
塩川氏は、北朝鮮の核・ミサイル開発問題について、対話を通じた外交努力によって解決していくことが「憲法9条が示す、日本の外交方針の道だ」と強調。安倍政権が成立を狙う「共謀罪」法案について「市民の活動を日常的に監視することが横行するような世の中になってはなりません。きっぱりと廃案に追い込みましょう」と訴えました。
梅村氏は、国民の合意がないままに改憲に前のめりな姿勢の安倍首相を批判。「憲法を暮らしに生かす政治こそ必要です。安倍内閣を追い込み、市民と野党の共同の新しい政治をつくりましょう」と呼びかけました。
JR大宮駅前での演説に「そうだ」「平和が一番」と声援を送っていた、佐々木則茂さん(55)=さいたま市=は「戦争に走るための憲法改正ではだめ。北朝鮮問題で、安倍首相やトランプ(米大統領)のやり方は強行すぎる。それを止めらえるのは共産党だけ。頑張って」と話しました。
【「しんぶん赤旗」2017年5月4日付】