市民の会と梅村議員ら
防衛省が、航空自衛隊入間基地(埼玉県入間市、狭山市)の拡張計画を進めている問題で12日、「ストップ入間基地拡張!市民の会」は北関東防衛局(平井啓友局長)を訪ね、市民説明会の開催を求める要請書を提出しました。日本共産党の梅村さえこ衆院議員、柳下(やぎした)礼子県議、地元の市議らが同行しました。
同基地に隣接する入間市東町側留保地には、自衛隊病院と災害対処拠点の設置が計画され、防衛省によると、8月下旬から工事が開始されます。
「市民の会」の小川満世代表委員は席上、これまで防衛省は、計画について説明する場を設けてこなかったとして、「工事が始まれば、近隣住民の生活に大きな影響をおよぼす。早急に内容について、住民に説明してほしい。また、説明会の参加対象は、留保地周辺の住民だけでなく、(狭山市も含めた)基地周辺の全住民にしてほしい」と訴えました。
応対した、北関東防衛局企画部地方調整課基地対策室の山本正明補佐は「入間市と調整し、工事開始までには説明会を実施したい」と回答しました。
【「しんぶん赤旗」2017年7月14日付】