総選挙勝利をめざす日本共産党の北関東ブロックキャラバン宣伝が17日茨城県入りし、衆院北関東比例候補の梅村さえこ=現=、大内くみ子=新=、小池一徳=同=の3氏が水戸、つくば、取手の3市で訴えました。
水戸市でマイクを握った梅村氏は先の東京都議選で自民党が歴史的大敗北を喫し、日本共産党が議席を増やしたことを紹介。「共謀罪」法などの悪法を次々と強行した安倍政権にきびしい審判が下されたと強調しました。
同時に、安倍首相は改憲案の国会提出をあきらめていないと指摘。「保守の人も9条守れと願っている。『9条守れ』の思いを日本共産党、市民と野党の共同に託していただきたい」と力を込めました。
「東海第2原発(東海村)は老朽化していて危険」と切り出した大内候補は、同原発の廃炉を主張。「改憲阻止、社会保障の充実のために茨城からも共産党の国会議員を」と訴えました。
小池氏は、都議選の結果を受けて安倍首相が「反省すべき点は反省する」などといいながら、改憲をねらっていると批判。「市民と野党との共同を広げ、改憲勢力を少数派に追い込みましょう」と呼びかけました。
【「しんぶん赤旗」2017年7月21日付】