梅村、塩川、はたの氏と
総選挙の投票日まであと8日となった14日、日本共産党の志位和夫委員長は、さいたま市の大宮駅前と横浜市の桜木町駅前で「自民・公明で安定多数などという報道もありますがそうはいきません」「市民と野党の共闘の勝利と、比例代表選挙での共産党の大躍進という二つの力で自公に痛打を与えよう」と熱く呼びかけ、駆け付けた聴衆から力強い拍手を受けました。
志位氏が、日本共産党の五つの改革ビジョンを示し、「比例は共産党」の声を日本中で広げに広げ、北関東比例では3議席、南関東比例では4議席を必ずと力を込めると、膨れ上がった聴衆から盛大な拍手と声援が起きました。
さいたま市
大宮駅前ではデッキの上も下も聴衆でぎっしり。各候補が紹介されると拍手とともに「頑張れ」「頼んだぞ」との声が飛びました。
安保関連法に反対するママの会@川口の佐藤裕子さんが応援演説に立ち、「弱い立場の人も一緒に生きていこうという信念がしびれるくらいかっこいい。比例は共産党で間違いない」と訴えました。
県内小選挙区候補が紹介され、梅村さえこ(埼玉15区重複)、塩川鉄也の両北関東比例候補が決意表明。梅村候補は、市民と野党の共闘への期待が大きく広がっていると述べ、「市民が2倍、3倍、4倍と力を合わせれば、必ず安倍政権を終わりにすることができる」と強調しました。
塩川氏は、野党による臨時国会要求を無視した冒頭解散をはじめ、あらゆる分野での安倍暴走政治を批判し、「最後の最後まで頑張り抜いて比例は共産党の大波をつくろう。躍進のために力をかしていただきたい」と訴えました。
「アベノミクスのおかげで助かったという実感がありますか」と問いかけた志位氏。聴衆はいっせいに「ありません!」と返答しました。
志位氏が「こんな消費不況のもとで消費税増税など論外です」と強調し、大企業と富裕層への優遇税制をただしただけで5兆円=消費税2%の増税分の財源が出てくると述べ、「増税するなら大もうけをあげている富裕層と大企業に応分の負担を求める税制改革を」と訴えると、「そうだー」との声がいっせいにあがりました。
【「しんぶん赤旗」2017年10月15日付より】