「しんぶん赤旗」2017年12月3日付・首都圏版より
総選挙で市民と野党の共闘に取り組んだ群馬県内の市民らが11月28日、国会内で、市民と野党の共闘議員3氏と懇談しました。
懇談は、ぐんま市民連合へいわの風、わたしが変える群馬3区市民連絡会、わたしが変える群馬の政治5区の会が共催したもの。国会バスツアーで駆け付けた41人の群馬県民が参加し、衆院第2議員会館会議室で、日本共産党の塩川鉄也、立憲民主党の長谷川かいち、同党の堀越けいにんの各衆院議員と懇談しました。
参加者らは、総選挙での野党共闘勢力の前進を踏まえ、国会で貫いてほしい政策や要望書を各議員に手渡し、それぞれの問題について議員らと意見を交わしました。
塩川氏は群馬の空は横田空域で、空はアメリカが支配していると述べ、低空飛行の問題の解決を訴えました。
長谷川氏は原発廃絶、消費税増税反対を目指したいと強調しました。
堀越氏は自然環境保全をめぐり、大型公共事業重視ではなく、自然環境を生かすべきであると主張しました。
参加者の一人は、「群馬県で野党共闘議員3人が一緒に、市民から要請をうけ懇談するのは、これまでなかったこと。保守が強い群馬でも、市民が政治を動かす新しい時代が本格的にはじまろうとしていると実感、確信しました」と語りました。
懇談には、日本共産党の梅村さえこ前衆院議員のほか、衆院選を候補者としてたたかった長谷田直之、伊藤達也の2氏も参加しました。