「しんぶん赤旗」5月10日付・地方総合面より
日本共産党の梅村さえこ参院比例予定候補・前衆院議員は9日、さいたま市の公益社団法人「埼玉犯罪被害者援助センター」を訪れ、担当者から、性犯罪被害者支援の取り組みについて聞きました。前原かづえ県議、雪田きよみ吉川市議が同行。援助センターの森屋勝彦事務局長、県防犯・交通安全課の犯罪被害者支援担当の川村政生主幹らが応対しました。
川村氏は、援助センターが主体で行ってきた性暴力犯罪などの専用相談電話について、今年度からは県の事業として、相談時間の拡充など機能を強化したと説明。埼玉には、性犯罪被害直後の医療的・心理的ケアや証拠採取、被害届出などを1力所で扱うワンストップ支援センターはないものの、犯罪被害者支援全般をワンストップで支援する体制をつくっていると紹介しました。
川村、森屋両氏は、国がワンストップ支援センターの設置・運営を補助していることにふれ、「中長期的な施策を検討するためにも、国は継続的な支援を]と話しました。
梅村氏は、これまで国会で性犯罪被害のワンストップセンター問題を取り上げてきたと紹介し、「国政や県政、市政とそれぞれの立場で頑張ります」と語りました。