「しんぶん赤旗」5月5日付・首都圏版より
日本共産党埼玉県委員会は3日、さいたま、川口、上尾の各市で憲法記念日宣伝を行い、塩川鉄也衆院議員や梅村さえこ参院比例予定候補、伊藤岳参院埼玉選挙区予定候補、地方議員らが訴えました。
強い日差しのなか、塩川氏らが激動の国会情勢や9条改憲阻止のための3000万人署名の重要性を語ると、足を止めて訴えを聞く人もいました。
伊藤氏は「共産党は綱領で、日本国憲法が掲げる基本的人権の尊重や国民主権、平和主義を、将来にわたって受け継ぎ、徹底すると約束しています。憲法の精神で政治改革に取り組む決意です」と強調。梅村氏は、安倍政権が狙う9条改憲で、自衛隊を9条に書き込む危険性を指摘し「自衛隊を危険な戦場に送り、銃を持たせていいのかが問われています」と語りました。
塩川氏は、南北首脳会談が行われ、朝鮮半島の非核化や朝鮮戦争の年内の終結を掲げた宣言が確認されたことにふれ「軍事によらず、対話を通じて紛争を解決するのは、侵略戦争の反省をもとにできた、憲法9条が示した平和の道筋です」と訴えました。