「しんぶん赤旗」5月23日付・首都圏版より
野党共闘をすすめる埼玉女性の市民連合」は22日、さいたま市で学習会を開き、その後にパレードとスタンディングを行いました。日本共産党の梅村さえこ参院比例候補を含む140人以上が参加しました。
学習会ではジャーナリストの布施祐仁さんが「安保関連法(戦争法)で自衛隊はどう変わったのか?」と題して講演。安保関連法は「平時から有事までのあらゆる事態に、日米が切れ目なく対処する」と書かれている「日米ガイドライン(防衛協力指針)」の実行法だと指摘しました。
海・空・陸全てで日米の司令部同居が完成するなど、自衛隊が米軍の戦闘システムに組み込まれたと解説。「安倍政権が作ろうとしている自衛隊と、多くの国民が望む自衛隊との間には大きなギャツプがある」と語りました。
スタンディングでは梅村氏が発言し、昨年自衛隊が南スーダンに派遣された際、宿営地の上を砲弾が飛び交い、自衛隊員は遺書まで書いたと強調。「9条を変えたらさらに大手を振って自衛隊を海外に派遣するようになる」と、安倍改憲を阻止する3000万人統一署名への協力を呼びかけました。