「しんぶん赤旗」5月30日付・14面より
さいたま市で29日、性暴力をなくす取り組みを交流する「第1回ミモザ・カフエ」が開催され、市民や日本共産党の梅村さえこ前衆院議員・参院比例予定候補、地方議員ら約20人が参加しました。共産党北関東ブロック事務所の主催です。
国の第4次男女共同参画基本計画を受け埼玉県では、年間200万円だった性被害者支援のための予算が、今年度から約1000万円に増額されました。
梅村氏は「性被害を無くそうという機運がある一方、麻生財務相などのセクハラ発言も続いている。自分の体験や寄せられた相談を交流し、被害を無くしていく機会にしたい」と呼びかけました。
カフェには、梅村氏のフェイスブックを見て前橋市から参加した性被害支援者や、東京都で活動するNPOスタッフも参加。「相談を受けたときは、あなたは悪くない、あなたは愛されるべき存在なのだと伝えて」などの発言がありました。
前原かづえ党県議が、梅村氏らと埼玉犯罪被害者援助センターを訪問し懇談した内容を紹介。専門機関の連携によるワンストップ支援を早急に確立する必要性を語りました。
「条例づくりに尽力したい」(雪田きよみ党吉川市議)、「地域で学習会を開きたい」(蕨市民)など発言が相次ぎ、「何より人権無視の安倍政権を一刻も早く退陣させないと」(さいたま市民)の言葉に拍手が起きました。