「しんぶん赤旗」5月30日付・首都圏版より
日本共産党栃木県後援会は26日、宇都宮市で、来年の参院選、統一地方選の勝利をめざし、梅村さえこ参院比例予定候補を迎えた総会を開きました。
梅村氏は、冒頭、3、4月の中間選挙で候補者の全員当選を果たした党県後援会の奮闘に敬意を表明し「みなさんの声をまっすぐ国会に届けるために全力をあげる」と決意表明。森友・加計学園疑惑や北朝鮮問題をめぐる安倍内閣の対応を厳しく批判。「1日も早く退陣させよう」と訴えました。
また、共産党が各地で取り組んでいる「つどい」についても言及。「党を丸ごと知ってもらう活動で、比例850万票を獲得するためにも、全国津々浦々に広げる必要がある」と強調。「今年中に北関東ブロックの全177市町村を回りたい」と話し、会場は大きな拍手でわきました。
壇上には、来年のいっせい地方選挙をたたかう予定候補者や3、4月の中間選挙で当選した市町議らも登壇。宇都宮市・上三川町区で再選をめざす野村せつ子県議が決意表明しました。
講演に先立つ総会で、共産党の小林年治県委員長は「参院選の比例得票目標12万票(得票率15%)の達成めざし、当面、7月末までに党勢を前回参院選挙時比を超えるために、力を合わせよう」と呼びかけました。