「しんぶん赤旗」9月25日付・4面より
埼玉県川口市で24日、日本共産党演説会があり、30日投票の沖縄県知事選勝利、来年の参院選・統一地方選での共産党躍進へ、力を合わせようと決意を固めました。
市田忠義副委貝長、梅村さえこ参院比例予定候補、伊藤岳埼玉選挙区予定候補、村岡まさつぐ県議か訴え、会楊は熱気に包まれました。
市田氏は、どうやったら暴走する安倍政権を倒すことができるのかと問いかけ、安倍首相が権力を維持してきた手法について、①疑惑があっても国民に忘れさせる②悪法を強行してあきらめさせる③国民の中に対立・分断を持ち込む――の三つだと指摘。「それならば逆をやればいい。悪事を忘れず選挙で審判、あきらめないでたたかう、立場の違いを超えた連帯をすることが勝利の方程式です」と市田氏が語ると、会場はうなずきの声と大きな拍手に包まれました。
今夏に入党したばかりの48歳男性は「市田さんの話を聞いて共産党の名前にはコミュニティーという良い意味があることを改めて知った」と語りました。
梅村氏は、沖縄に知事選応援に行った経験を紹介。「学んだことはオール沖縄の歴史、みなさんの情熱、未来への希望でした」と述べ、デニー候補勝利を呼びかけました。
演説会の取り組みを通じて5人、当日2人を党に迎えました。その1人、25歳の男性は「ニュースは自民党寄りだけど、本当はどうなのかが聞けてよかった。少しでもそのことを伝えられれば」と語りました。